最近の会計ソフト
最近の会計ソフトは停滞していると思います。
いきなり何だ、とお思いでしょうが、ここ約50年の会計ソフトの進歩を見てきた者として、現状の停滞状況には不満です。
ハード面から見ると、汎用対象とする会計用コンピュータの黎明期には、データを、カードに穴を空けてそれを光が通過するのをようやく読み取って加算する程度のものでした。
その後カードから紙テープになり、カセットテープも経てフロッピーディスクの出現(この辺りなら覚えておられますよね)により大容量・高速処理ができるパソコンがどんどん生まれてきました。
当然ソフトにおいても著しい進化がとげられ、数字表記しかできなかったものからカタカナ表記が加わり、その後、現在では当たり前の漢字表記も可能となりました。
最近ではフリーとかいうソフトも出ていますが、何のことはなく、入力の手間はこれまでのソフトと大して変わってはいません(宣伝の仕方は上手ですね)。
会計人として、人工知能には大いに期待していますが、そこから発展する会計ソフトのさらなる進歩を心から願っています。