新紙幣
7月3日に新紙幣が発行されました。
刷新は20年ぶりで、1万円札の肖像が変わるのは1984年に聖徳太子から福沢諭吉になって以来、実に
40年ぶりとなりました。
皆様は新紙幣をもう手にされましたでしょうか？
まだ私のところに諭吉さんならぬ栄一さんはいらっしゃっておられません。お会いするのが楽しみです。
日本の紙幣は世界で最も偽造しにくいといわれています。新紙幣では、3D ホログラムなど世界最先端の偽造防止技術が駆使されているとか。
しかし、ここで悩ましいのが、タンス預金です。紙幣の刷新はタンス預金のあぶり出しに効果的です。
かなり昔に税務調査でタンス預金が摘発された記事を読んだことがあります。タンス預金というよりも確か自家用ガレージに大量の旧札が積まれていたという内容だったと記憶しております。おそらく旧札を新札に替えることさえもできない量だったのでしょう。あわてて大量の旧札を銀行に持ち込むと、犯罪収益移転防止法に基づいて銀行が国へ届け出る可能性もあり、悩ましい限りです。
また現金はインフレに弱く、どんどん価値が目減りしていることも事実。タンス預金はメリットばかりではないということですね。