会社の体力、測定してみませんか?
会社の体力を測定したことはありますか?
現預金を多額に持っていても、借入が多ければ水太り体質で健康とは言えません。
資産総額が小さくてもコツコツ利益を積み上げてきた会社は、体脂肪が少なくフルマラソンも走り切れる持久力を保持している会社といえるでしょう。
決算や月次訪問の際、損益計算書を中心に会社の業績についていろいろとお話しすることが多いと思います。
粗利が何%だとか、売上が前年対比でどうとか、最終利益はいくらという話がほとんどではないでしょうか?
私個人的には特に決算において貸借対照表を説明することを心がけています。冒頭にお話ししました会社の体力について認識していただくことを目的としています。会社の体力、すなわちそれは株価に大きく反映します。
将来を見据えて現在の財政状態を知ることも大切な経営の一部であるといえます。貸借対照表、日ごろじっくり見ることは少ないかもしれませんが、一度見返してみませんか。
そして自社の体力の低下や増幅を数字に置き換えて検討してみてはいかがでしょうか。